Classici giapponesi con furigana
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わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
Leggi 渡良瀬川 (わたらせがわ) di 大鹿 卓 (おおしかたく) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 280.528 caratteri · 557 schermate
徳義を守る者が憲法を所有する権利がある、背徳の人間は憲法を所有する権利はないのである。憲法は国民四千万同胞が、これを共有すべきものであるけれども、この憲法や法律は申すまでもなく悪人にはその所有権がないのである。しかるに順良の人民すなわち憲法を履んで出てくる請願人を兇徒嘯集という名をもって獄にぶちこませ、一方はどうである。加害者たる悪人が宮中に出入をして位階を得ている。これを見ていた大臣は、責任というものをいかなる場合と心得ておったのであるか。……苟も大臣の位置におるものは、一人溝壑に転じて落ちれば、己がこれを押込んで致したと思え。一人その所を得ない者があれば、これは自分の責任とするのが、大臣たる職を重んずる者の務である。明日伊藤内閣が変って、大隈がなろうが、山県がなろうが、松方がなろうが、ただ増税を図って憲法は勝手次第に放っておくという政府には、どなたにでも反対しなければならぬ。命のあらんかぎり反対しなければならない。もう極りきった問題でござりますが、人は明日ということをばお互に期せないものでございますからして、今日は御用の多いなかをも顧みず、しばらくお耳を拝借致しまして、私は満腔の誠意をこめてお話し申し上げた次第でございます」