Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
まんかんところどころ
満韓ところどころ
Leggi 満韓ところどころ (まんかんところどころ) di Natsume Sōseki (夏目 漱石) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 74.601 caratteri · 148 schermate
枕元では田中君が女を相手に碁石でキシャゴ弾きをやって大騒ぎをしている。余があまり静だものだから、膝を貸した女は眠ったのだと思って、顋の下をくすぐった。
帰るときには、神さんらしいものが、しきりに泊って行けと勧めた。門を出るとまた急に暗くなった。森閑として人の気合のない往来をホテルまで、影のように歩いて来て、今までの派出なスキ焼を眼前に浮かべると、やはり小説じみた心持がした。
三十
朝食に鶉を食わすから来いという案内である。朝飯の御馳走には、ケムブリジに行ったときたしか浜口君に呼ばれた事があると云う記憶がぼんやり残っているだけだから、大変珍らしかった。もっとも午前十一時に立つ客に晩餐を振舞う方法は、世界にないんだから仕方がない。鶉に至っては生れてからあんまり食った事がない。昔正岡子規に、手紙をもってわざわざ大宮公園に呼び寄せられたとき、鶉だよと云って喰わせられたのが初めてぐらいなものである。その鶉の朝飯を拵えるからと云って、特に招待するんだから、佐藤は物数奇に違いない。そうして、好いかほかに何にもない、鶉ばかりだよと念を押した。いったい鶉を何羽喰わせるつもりか知らんと思って、どこから貰ったのかと聞くと、いや鶉は旅順の名物だ、もう出る時分だからちょうど好かろうとすでに鶉を捕ったような事を云って