Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

ほのおのひと――ゴッホしょうでん――

炎の人――ゴッホ小伝――

三好 十郎

Leggi 炎の人――ゴッホ小伝―― (ほのおのひと――ゴッホしょうでん――) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 104.035 caratteri · 207 schermate

Aozora Bunko

アダムとイヴの道だ。女も動物だ。男が動物であるようにね。それ以上、めんどうなことを考えて自分をしばりつけること自体が既にもう一種の堕落だよ。男と女が動物であった時は、堕落なんぞ起きはしなかった。神を創り出したり、道徳を考え出した時から堕落したんだな。それと、機械だ。機械は今にわれわれ全部を奴隷に引きずりおろしてしまうよ。神と道徳と機械――これがわれわれヨーロッパの文明だ。だから文明は堕落のシノニムだね。今に完全に腐って亡びるよ。特にこのフランスなんて言う所は、もう腐り果ててズルズル溶けかけている。ボードレールはその腐った匂いをかぎ過ぎて、頭が変になった男だし、マラルメはそいつをかぐまいと思って、鼻をつまみ過ぎたためにフンづまりになった男だ。君も、いいかげんに福音だとか道徳なんぞ、いじくりまわしていると、気違いになるかフンづまりになるのが落ちだぞ。どっちみち、こんな腐った匂いから逃げ出す方法は、一切合切かなぐり捨てて、まっ裸になって海に飛びこむ以外にないんだからね。

ヴィン そりゃ、君の言う意味はわかる。わかるけれど、それも結局は一時の逃避だと思うんだ。