Classici giapponesi con furigana
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ほのおのひと――ゴッホしょうでん――
炎の人――ゴッホ小伝――
三好 十郎
Leggi 炎の人――ゴッホ小伝―― (ほのおのひと――ゴッホしょうでん――) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 104.035 caratteri · 207 schermate
ヴィン そ、そ……(問いつめられて混乱し、苦しそうに喘いで)いえ、私はそんな、そんなことは思って、おりません。神さまは――バリンゲルさんの――
ヨング ハッキリ言いたまい。そうだな? え?
ヴィン (にわとりが、しめ殺される時のように、もがきながら)バリンゲルさんに、そう、言われると、私には、なんとも言えなかったのです。私には力がない。ボリナーヂュには神さまは、いらっしゃらぬ。私には見えない。そう言われると――
ヨング (ほとんど勝ち誇って)それ見たまい! これで全部かたづいた。よろしい、よろしい、もうよろしい。(急に落ちついた語調になって)あなたも御記憶の通り、これまで教会では、あなたに対して三度も四度も警告を発しておる。二カ月前にはビールテルセン牧師もやって来られてあんたに注意をなさった筈。それをことごとく聞き入れないで、あなたは、このようにけがらわしい所に説教所を設け、教会の威厳を損なうような不潔な服装をして、自分自らがキリストの再来であると言うようなことを口走り、教会から送る月給は、全部、犬のような労働者に与えて浪費してだな、キチガイじみたことばかりしておる。