Classici giapponesi con furigana
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きょうげん『しょくどうらく』
狂言『食道楽』
北大路 魯山人
Leggi 狂言『食道楽』 (きょうげん『しょくどうらく』) di 北大路 魯山人 (きたおおじろさんじん) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 4670 caratteri · 10 schermate
世界一、胃が勤勉であることが、長寿第一の手がらでござる」
手 「それなら拙者も申さばなるまい。ものを食べるはこの手でござる」
胃 「ヤアヤアその手は」
一同「くわぬくわぬ」
手 「さても桑名の焼蛤、拙者がこうして手で蛤を、もってこっちの手がのびて、つまんで口へ入れるの道理、
茶わんもつのは左の手、
はしをもつのは右の手だ、
茶漬けかきこむ両手の協力。
手がのうてはどうして食べる。茶わんに口を近づけて、がりがりがりと食べる気か。皿の残りは舌出して、ペロリペロリとなめずばなるまい。それならまるで犬同然、たとえ美食をくらうともこの手がなくば犬大名だ。犬だ犬だ犬大名だハハハ
いうてきかせばまだまだあるわ。みかんの皮むく手ざわりやまんじゅうつまむ楽しさや。つまみぐいなら誰にも負けぬ。なんとそうではござらぬか」
大名 「うーむうーむ。
やあ、ようねむってござる、なにやらしらねど、べちゃべちゃとやかましうさわいでいたが、はて、ゆめかうつつか、うーむうーむ、五体にみなぎるこの力、どれ、やしゃ孫めと、うでずもうなどして来よう。わっしょい、わっしょい(と足ふみならしつつあゆみ去らんとして)」