Classici giapponesi con furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Leggi 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 174.521 caratteri · 344 schermate
そのためにもすこしあとの方がようございます。御自分が隆治さんについて云っていらっしったと同じインシュアランスをおもちになるのです。わたしがどうかあれバ、あなたは不自由なさらないようにして考えてあるけれど、自分にとってあなたはそういう風な面で考えられませんでした。しかしお母さんのお気持に対して、あなたが御自分からの配慮として、では、誰が責任負ってくれるのだろうという場合のお母さんのお安心のために備え、其をあなたが御自分の側の一つの条件としてお話しになれば、よほど全体がすっきりいたしましょう。なかなかの妙案よ、ユリにしては。すこし良妻だと思うがどうでしょう。
手続のことは私のを扱った前からの係の人間で雑作なく出来ます、こちらで。面倒くさい調査なんかなしに。只直接の受取人が地方だとすこしうるさいかもしれず、それを研究しましょう。わたしのは、あなたになっているわけですが。
こうすれば、勿論そんなものと別に、段々責任を果してゆくにやりよいわ。心もちに与える第一印象が、ね。心づもりしていらっしゃるよりも多いめにしてね。たしかにこれはいい思いつきです。マリを放るにもむこうにうけとる人か壁かがなくては張合ないようなもので、お母さんにしろ何かああそういう工合のか、と、何だか手ごたえのあるようにお思いになりましょう。