Classici giapponesi con furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Leggi 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 374.755 caratteri · 745 schermate
そこに又大きい問題があるわけです。私もそれは云うし本人も知っているわけですが。そういうものでスラスラかけてしまう題材は早くかき切るべし、と云っている次第です。このひと、稲ちゃん、自分、皆何とちがうでしょう。稲ちゃんは線のひとですね。
きょうはおだやかに日が照って暖かですが、私は目下風邪気味で、ハナのなかが乾いたようで眼玉がいくらか強ばって昨夜は夜中おきて湯タンポをつくりました。それでもきょうは大丈夫です。朝から机に向って居ります。
派出婦さん、お裁縫は下手のようなので些かこまりますが、やたらに、いやにしっかりものでないアンポンだからマアいいと思います。楽しみにしていたのだけれど、どうも、あなたの着物をサラリとひろげという情景は展開しそうもありません。そちらで着るには猶しゃんと縫ってないと、あっちがずり出しこっちがひっこみで妙な袋になってしまうでしょうから。
ユリのかわきもやや可となったら風邪。笑えてしまう。きょうはそろそろ又十日分を書き出す頃ですね。
十月十一日 │ 六・五〇 │ 一〇・三〇 │
十二日 │ 七・〇〇 │ 九・五〇 │
十三日 │ 六・一〇 │ 一一・〇〇 │