Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

Leggi 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 215.557 caratteri · 426 schermate

Aozora Bunko

それは一つの身の謹しみですからね。東京から来て、のりまわしている、という感じがしたら、そのさもしさで、私が土地のものならやっぱり反感するわ。

「金髪のエクベルト」小説でしょうか、誰が書いたのかも存じません。『外交史』下巻と一緒に、どうぞ私に下さい。楽しみです。その簡潔で、詩趣あるという語り口が。

ハガキに書いたように、もう四五回であついところを出かけることも終る由です。そうすると八月中旬になるでしょうから、汽車のこむ、宿のこむそういう時出かけずに、ここで、朝早く夜早く休む暮しをつづけ、よく湯を浴び、すこし午前中勉強らしい読書もしたいと思います。この頃は国男が病院の習慣と云って(実は床についている時の要求なのだが)朝七時すぎ、みんなで(咲と私)朝飯をすませる程度に早おきになり、夜も原則は十時で、大体やっていて、私は大変好都合です。これ迄はダラダラと夕飯が八時にもなることがありました。

暑いときの読みものとして『マリー・アントワネット』上下、お送りしましょうね。シートンは一番心持よいのは一巻ですが、もしお気が向いたらあともお送りいたします。おしらせ下さい。