Classici giapponesi con furigana
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はつめいこぞう
発明小僧
海野 十三
Leggi 発明小僧 (はつめいこぞう) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 9684 caratteri · 20 schermate
鉄道省の収入は大いに殖えて、一割の切符払い戻しなんか、てんで苦にならなくなる……というのはどうです。」
鉄相「面白い。では実行しよう。どうもありがとう。」
小僧「あれッ。買って下すったんだったら、お金を下さい。」
鉄相「それはアイデアで、発明じゃない。発明は工業的でなくちゃいかん。」
小僧「工業的ですよ。……ハイ、これがそれについて必要な切符ミシン器です。たいへん早く良く正確に穴が明きます。うんとお安くして置きます、どうぞ。」
鉄の切手
逓相「ここへは、いろんな発明を持ちこんでくるが、面白いのがあった例がない。君はやく喋って、帰って呉れ給え。」
小僧「はア、これ、如何です。」
逓相「なんだ、それァ。」
小僧「これは鉄の切手です。」
逓相「鉄の切手? 鉄の切手なんて重くて配達出来やせん。」
小僧「そう思うのが、認識不足ですよ。鉄の切手を使えば、今までの十分の一の時間で配達が出来ます。」
逓相「法螺を吹くなよ。」
小僧「本当ですよ、法螺じゃありません。つまりハガキにこの鉄の切手を貼りますネ。それを配達するときは、〒やサンがサイドカー付きのオートバイで配ってまわる。しかもその車には機関銃式郵便物射出器というのがついているのです。