Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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はつめいこぞう

発明小僧

海野 十三

Leggi 発明小僧 (はつめいこぞう) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 9684 caratteri · 20 schermate

Aozora Bunko

もう一本は敵陣の中につっこむ。するとパッと黄煙が騰ると見る間に、艦も敵兵も瞬間に煙となって空中に飛散する。これが本当の空中葬……。それでおしまいでサ。」

海相「なんだい、それは。」

小僧「つまりこれが感電砲ですよ。砲から空中へ紫光の柱が立ったのは、上空にある強烈なる電気天井ヘビサイド層の電気を下へ導くための電離柱です。これがために強烈なる電気が天井から下りて来る。下りて来るが早いか、もう一本、敵の中へ突っこんだ紫光の電離柱を導わって、敵艦や敵機に集中する。つまりヘビサイド層の強電気が敵軍の上に浴びせかかる。何条もってたまるべき、艦も機も敵兵も大感電して、たちまち白熱する一抹の煙になって……。」

海相「ああ、もうよろしい。」

短波殺人砲

陸相「で、どうするというのじゃナ。」

小僧「私の献上しようと申しますのはデスナ、我国の兵の身長と敵兵の身長との甚だしい相違に着眼したのです。こっちは一ポイント六メートル位で、あっちは二メートルもあります。」

陸相「フフン。」

小僧「そこで強烈なる電波発生機をこしらえます。つまり一種の送信機ですナ。その発生電波の波長たるやデスナ、近頃流行の短波にするのです。