Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

もうもくものがたり

盲目物語

谷崎 潤一郎

Leggi 盲目物語 (もうもくものがたり) di 谷崎 潤一郎 (たにざきじゅんいちろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 75.341 caratteri · 148 schermate

Aozora Bunko

のは、あっぱれ名をおしむ武士とみえた、あれを死なすのはじぶんのほんいでないけれども、ゆみやとる身の意地であるからかんにんしてもらいたい、そなたもながのろうじょうでさぞくろうをしたことだろう」と、そこは骨肉のおんあいだがらゆえ御じょうあいもかくべつで、わけへだてないおものがたりがござりまして、すぐに織田こうずけの守どのへおあずけなされて、よくいたわってとらせるようにとの御諚でござりました。

いくさの方は二十七にちのあさからやんでおりましたが、おいちどのをわたしたうえはもはや猶予することはない、しろをひといきにもみつぶして浅井おやこに腹をきらせるばかりだと、のぶなが公おんみずから京極つぶら尾というところへおのぼりになってそうぐんぜいに下知をなされ、ひらぜめにせめおとせとおっしゃいましたので、えい、えい、おう、と、寄せ手はすさまじい鬨のこえをあげて責めにかゝったのでござります。このとき御いんきょ久政公の丸にはぞうへい八百ばかりこもっておりまして、四方の持ちくちをかためておりましたけれども、てきは眼にあまる大軍のうえに、しばた修理のすけどのがさきにたって塀に手をかけ、ひた/\と乗りこんで来られましたので、ごいんきょもいまはこれまでとおぼしめされ、いのくちえちぜんの守どのにしばらく寄せ手をさゝえ