Classici giapponesi con furigana
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そらにわくきんいろのくも
空にわく金色の雲
小川 未明
Leggi 空にわく金色の雲 (そらにわくきんいろのくも) di 小川 未明 (おがわみめい) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 6576 caratteri · 13 schermate
「とんだめにあったね。そうそう、文房具屋へグローブを買いにいくと、店のガラスが、めちゃめちゃにこわれているので、おどろいた。聞くと、トラックがとびこんで、だいじな品物をこわしたと、店のおばさんがいっていたよ。」と、武夫は、意外なことを知らせました。
正吉は、ゆめにさえ見た、あの青い飛行機や、赤いおどり子の人形は、どうなったろうと聞くと、武ちゃんは、見えなかったから、こわれたのかもしれないというのでした。
「それで、きみのほしいと思ったグローブはあったの。」と、正吉は聞きました。
「とりこんでいるときだから、まけておくといって、安くしてくれたよ。」と、武夫はよろこびました。
「どうして、トラックが、店へとびこんだのだろうね。」
「運転手が、お酒に酔っていたって、おばさんがいった。」と、武夫はいいながら、このとき、先生が正吉にいった言葉を思い出したのか、
「やはり、酔ったりしては、運転手になれないんだね。」と、つけくわえました。
正吉は下を向いて、だまっていました。足のいたみは、そのあくる日になっても、とれませんでした。母親は、子供のようすから、すぐにでも手術を決心したらしく、家の中をかたづけはじめたのです。