Classici giapponesi con furigana
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びみほうだん
美味放談
北大路 魯山人
Leggi 美味放談 (びみほうだん) di 北大路 魯山人 (きたおおじろさんじん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 7841 caratteri · 16 schermate
水菜をさっと茄でて食うのだが、さっと茄でたものは翡翠のようないい色をしていて、食うとパリパリする。非常に美味い。これは煮過ぎては、色も悪くなるし香気もなくなり、食ってもパリパリしなくなって、わずかな加減でだめになるが、僕はそのせりをみるたびにこのパリをやったら美味かろうと考えていた。そしてある日とうとうそこの内儀さんに頼んで、その大きなせりを買って来て、せりのパリをやってみた。いや、実に美味かったね。いい若い者がせりばかりを悦に入って食っていたんだから、傍からみたら変に思ったろうがね。
豆腐の味
総じて味のないもの、ぬるぬるしたものや、ぐにゃぐにゃしたものには美味いものが多い。豆腐、こんにゃく、やまいものごときものがみなそうだね。
中国料理にパイモールというものがあるね。銀耳と書くが要するにきくらげだが、これが目方において黄金と匹敵するとまで尊重されている。一匁一円二十銭だから水につけるとぐっと膨れるからそれほど高いものでもないが、やはり、この種の美味の範疇に属するといえる。北陸のいたわらびなどもそうだが、こういうものの味がわかるようにならんと困るね。