Classici giapponesi con furigana
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おきつやごえもんのいしょ
興津弥五右衛門の遺書
Leggi 興津弥五右衛門の遺書 (おきつやごえもんのいしょ) di Mori Ōgai (森 鴎外) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 7046 caratteri · 14 schermate
登の子四郎右衛門は物奉行を勤めているうちに、寛延三年に旨に忤って知行宅地を没収せられた。その子宇平太は始め越中守重賢の給仕を勤め、後に中務大輔治年の近習になって、擬作高百五十石を給わった。次いで物頭列にせられて紀姫附になった。文化二年に致仕した。宇平太の嫡子順次は軍学、射術に長じていたが、文化五年に病死した。順次の養子熊喜は実は山野勘左衛門の三男で、合力米二十石を給わり、中小姓を勤め、天保八年に病死した。熊喜の嫡子衛一郎は後四郎右衛門と改名し、玉名郡代を勤め、物頭列にせられた。明治三年に鞠獄大属になって、名を登と改めた。景一の五男八助は三歳の時足を傷けて行歩不自由になった。宗春と改名して寛文十二年に病死した。景一の六男又次郎は京都に住んでいて、播磨国の佐野官十郎の孫市郎左衛門を養子にした。