Classici giapponesi con furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate
事は容易ならん事にて、お薬を一々毒味をして差上げる故に、医は従来のお医者か然も無くば匙でも願うが宜いと申して承知致しませんから、如何致したら宜かろうと思っていました。すると九月十日に、駒込白山前に小金屋源兵衞という飴屋があります、若様のお少さい時分お咳が出ますと水飴を上げ、又はお風邪でこん/\お咳が出ると水飴を上ります。こゝで神原五郎治と神原四郎治兄弟の者と大藏と三人打寄り、額を集め鼎足で談を致しました時に、人を遠ざけ、立聞きを致さんように襖障子を開広げて、向うから来る人の見えるようにして、飴屋の亭主を呼出しました。
源「えゝ今日お召によって取敢ず罷り出ました、御殿へ出ます心得でありましたが、御当家さまへ出ました」
大「いや/\御殿では却って話が出来ん、其の方例の係り役人に遇っても、必らず当家へ来たことを云わんように」
源「へえ畏まりました、此の度は悪い疫が流行り、殿様には続いてお加減がお悪いとか申すことを承わりましたが、如何で」
大「うん、どうもお咳が出てならん」
源「へえ、へい/\、それははや何とも御心配な儀で……今日召しました