Classici giapponesi con furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate
と是から支度を仕替えて、羽織大小で彼の林藏という若党を連れ、買物に出ると云って屋敷を立出で、根津の或る料理茶屋へ昇りましたが、其の頃は主家来のけじめが正しく、中々若党が旦那さまの側などへはまいられませんのを、大藏は己の側へ来いと呼び附けました。
大「林藏、大きに御苦労/\」
林「へえ、何か御用で」
大「いや独酌で飲んでもうまくないから、貴様と打解けて話をしようと思って」
林「恐入りましてございます、何ともはや御同席では……」
大「いや、席を隔てゝは酒が旨くない」
林「こゝでは却って気が詰りますから、階下で戴きとう存じます」
大「いや、酒を飲んだり遊ぶ時には主も家来も共々にせんければいかん、己の苦労する時には手前にも共々に苦労して貰う、これを主従苦楽を倶にするというのだ」
林「へえ、恐入ります、手前などは誠に仕合せで、御当家さまへ上りまして、旦那さまは誠に何から何までお慈悲深く、何様な不調法が有りましても、お小言も仰ゃらず、斯ういう旦那さまは又とは有りません、手前が仕合で、此の間も吉村さまの仁介もお羨ましがっていましたが、私のような不行届の者を目え懸けて下さり