Classici giapponesi con furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate
通りの文面をすら/\書いてやりました。
大「まア待て、待て/\、名を書くのに松蔭と書かれちゃア主人のようだ、何処までも恋の情でいかんければならん、矢張ぷっつけに大藏殿と書け」
菊「貴方のお名を……」
大「ま書け/\、字配りは此処から書け」
と指を差された処へ筆を当てゝ、ちゃんと書いた後、自分の名を羞かしそうにきくと書き終り、
菊「あの、起請は神に誓いまして書きますもので、血か何か附けますのですか」
大「なに血は宜しい、手前の自筆なれば別に疑うところもない、あゝ有難い」
押戴いて巻納めもう一盃。と酒を飲みながら如何なることをか工むらん、続けて三盃ばかり飲みました。
大「あゝ酔った」
菊「大層お色に出ました」
大「殺して居た酒が一時に出ましたが、あの花壇の菊は余程咲いたかの」
菊「余程咲きました、咲乱れて居ります」
大「一寸見たいもんだの」
菊「じゃアお雪洞を点けましょう」
大「然うしてくれ」
菊「お路地のお草履は此処にあります、飛石へお躓き遊ばすと危うございますよ」
大「おゝ宜い/\/\」
と蹌けながらぶらり/\行くのを、危いからお菊も後から雪洞を提げて外の方へ出ると花壇があります。