Classici giapponesi con furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate
長「まだ飲みもせん内から毒などと云っちゃア困るが、実にお前は堅いねえ」
千「はい、武骨者でいけません」
長「いや、お父さんがお前を感心しているよ、親孝行で、何を見ても聞いても母の事ばかり云って居るって、併しお前のお母の病気も追々全快になると云う事で宜いの」
千「はい、御当家さまのお蔭で人参を飲みましたせいか、段々宜しくなりまして、此の程病褥を離れましたと丹治がまいっての話でございますが、母が申しますに、其方のような行届きません者を置いて下さるのみならず、お目を掛けて下さいまして、誠に有難いことで、種々戴き物をしたから宜しく申上げてくれと申しました」
長「感心だな、お前は出が宜いと云うが………千代/\千代」
千「はい」
長「どうも何だね、お前は十九かえ」
千「はい」
長「ま一盃酌いで呉んな」
千「お酌を致しましょう」
長「半分残してはいかんな、何うだ一盃飲まんか」
千「いえ、私は些とも飲めません、少し我慢して戴きますと、顔が青くなって身体が震えます」
長「その震える処がちょいと宜しいて、私は酔いますよ、お前は色が白いばかりでなく、頬の辺眼の縁がぼうと紅いのう」