Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate

Aozora Bunko

さゞる旨被仰出候事

家老名判

祖五郎は

「はっ」

と頭を下げましたが、心の中では、父は殺され、其の上に又此のお屋敷をお暇になることかと思いますと、年が往きませんから、只畳へ額を摺付けまして、残念の余り耐えかねて男泣きにはら/\/\と泪を落す。御家老は膝を進めて言葉を和らげ、

寺「マヽ役目は是だけじゃが、祖五郎如何にもお気の毒なことで、お母さまには確か早く別れたから、大概織江殿の手一つで育てられた、其の父が何者かに討たれ剰え急にお暇になって見れば、差向何処と云って落着く先に困ろうとお察し申すが、まゝ又其の中に御帰参の叶う時節もあろうから、余りきな/\思っては宜しくない、心を大きく持って父の仇を報い、本意を遂げれば、其の廉によって再び帰参を取計らう時節もあろう、急いては事を仕損ずるという語を守らんければいかん、年来御懇意にもいたした間、お屋敷近い処にもいまいが、遠く離れた処にいても御不自由な事があったら、内々で書面をおよこしなさい」

祖「千万有難う存じます……志摩殿、幸五郎殿御苦労さまで」

志摩「誠にどうも此の度は何とも申そうようもない次第で、実にえゝ御尊父さまには一方ならぬ