Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate
座敷に隠れている気遣いはあるまい、此処にいるに相違ない」
と便所へ行って様子を見廻したが、更に訳が分りません。
三十一
渡邊祖五郎は頻りに様子を探りますが、少しも分りません、夜半に客が寝静ってから廊下で小用を達しながら唯見ますと、垣根の向うに小家が一軒ありました。
祖「はてな……一つ庭のようだが」
と折戸を開けて、
祖「彼の家に隠れて居りはしないか」
と手水場の上草履を履いて庭へ下り、開戸を開け、折戸の許へ佇んで様子を見ますと、本を読んでいる声が聞える。何処から手を出して掛金を外すのか、但し栓張を取って宜いか訳が分りません、脊伸びをして上から捜って見ると、閂があるようだが、手が届きません。やがて庭石を他から持ってまいりまして、手を伸べて閂を右の方へ寄せて、ぐいと開けて中へ入り、まるで泥坊の始末でございます。縁側から密と覗いて見ますると、障子に人の影が映って居ります。
祖「はてな、此方にいるのは女のような声柄がいたす」
と密と障子の腰へ手をかけて細目に明けて、横手から覗いて見ますると、見違える気遣いはない春部梅三郎なれば、
祖「あゝ有難い、神仏のお引合せで、図らず親の仇に廻り逢った」