Classici giapponesi con furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate
坊さんだから少しも驚かず、刄物の光が眼の先へ見えたから引外し、如意で刄物を打落し、猿臂を延して逆に押え付け、片膝を曲者の脊中へ乗掛け、
僧「やい太い奴だ、これ苟めにも旅籠を取れば客だぞ、其の客へ対して恋慕を仕掛けるのみならず、刄物などを以て脅して情慾を遂げんとは不埓至極の奴だ、これ宿屋の亭主は居らんか、灯火を早く……」
という処へ帰って来ましたのはお竹で。
竹「おや何で」
僧「む、お怪我はないか」
竹「はい、私は怪我はございませんが、何でございます」
僧「恋慕を仕掛けた宿屋の忰が、刄物を持って来て貴方に迫り、わっという声に驚いて眼をさまして来ました、早く灯火を……廊下へ出れば手水場に灯火がある」
という中に雇婆さんが火を点して来ましたから、見ると大の男が乗掛って床が血みどりになって居ります。
僧「此奴被り物を脱れ」
と被っている手拭を取ると、早四郎ではありませんで、此処の主人、胡麻塩交りのぶっつり切ったような髷の髪先の散ばった天窓で、お竹の無事な姿を見て、えゝと驚いてしかみ面をして居ります。
僧「お前は此の宿屋の亭主か」
五「はい」
竹「何うしてお前は刄物を持って私の部屋へ来て此様な事をおしだか」