Classici giapponesi con furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate
のを恥かしめて帰した事があります、其の争いに先方の山主が負けたので、礼も貰えぬ所から、それを遺恨に思いまして、其の浪人が私の父を殺害いたしたに相違ないという事は、世間の人も申せば、私も左様に存じます、其の傍に扇子が落ちてありました、黒骨の渋扇へ金で山水が描いて有って、確に其の浪人が持って居りました扇子で見覚えが有ります、どうか先生を武術修行のお方とお見受け申して、お頼み申しますが、助太刀をなすって敵を討たして下さいませんか、始めてお泊め申したお方に何とも恐入りますが、助太刀をなすって本意を遂げさせて下されば、何の様な事でも貴方のお言葉は背きません、不束な者で、迚もお側にいるという訳には参りませんが、御飯焚でもお小間使いでも、お寝間の伽でも仕ようという訳だ」
○「へえー、此奴ア矢張然ういう事があるんでげしょう、へえー、なア……鐵やい、左官の松の野郎が火事の時に手伝って、それから御家様の処え出入りをし、何日か深い訳になったが、成程然ういう事がありましょう、それから何うしました」
侍「然ういう訳なれば宜しい、助太刀をして慥かに本意を遂げさせて遣ろうと受合うと、女は悦んで、あゝ有難う草葉の蔭において両親も嘸悦びましょうと、綺麗な顔で真に随喜の涙を流した」