Classici giapponesi con furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate
茶を飲ませるより福原辱なく飲む」
大「えゝ恐入りました事で」
數「大藏、立派な菓子を取ったの」
大「いえ、どうも甚だ何もございませんで、此の辺は誠にどうも……市ヶ谷から此処へ出張りますことで、好い道具や何かは皆此方の蔵へ入れ置きますという事で」
數「成程、火事がないから道具の好いのを運んで置くか、それは宜かろう」
大「今日は何も御馳走は有りませんが、御家老へ此の向うから月の上ります景色を………これは御馳走でございます、求めず天然の楽みで、幸い今宵は満月の前夜で」
數「おゝ成程な、いやかけ違って染々挨拶もしなかったが、段々と上屋敷の事も下屋敷の事も、貴公が大分に骨を折って大きに殿様にも格別に思召し、新参でありながら、存外の昇進で、えらいものだ」
大「えへゝゝ、不束の大藏格別上のお思召しをもちまして、重きお役を仰付けられ、冥加至極の儀で、此の上とも何卒御家老のお引立を蒙りたく存じます」
數「其様なに出世をしては往く処があるまい、中々どうして男は好し、弁に愛敬を持ち、武芸も達しておるから自然と昇進をする質だ」
大「えゝ、恐入りました事で」
數「手前も壮年の折柄は一体虚弱だが、大きに老年に及んで丈夫になったが、どうも歯が悪くなって、旨い