Classici giapponesi con furigana
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みつのあわれ
蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ
室生 犀星
Leggi 蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ (みつのあわれ) di 室生 犀星 (むろうさいせい) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 88.662 caratteri · 174 schermate
でしていることが、それを全部知っている側から見ると、純潔以前の野蛮な感情で自分自身でどやしつけられるんだ。それが余りに不意に見なければならない状態に置かれた自分を責めたい気分だね、こまるね、そんな時はね。」
「あたいね、おじさまがコドモのおしっこしているのを見てさえ、自分のどこかに響かして考えようとするのは、不倖だとおもうわ、誰もそこまで考えをつきこんでいる人いないわよ。」
「そうかな、厭らしい事くらい反省を促してくるものがない筈だが、人間の子供のすることなぞ、一遍におじさまを遣附けてくるんだ。いわば不倖かも知れないね、この不倖を不倖に感じない人間に、たまたま破廉恥な犯罪がうまれてくるんだね、今までにそのために何十人かの少女が殺されたかわからないね。おじさまだって自分を怖い処に立たせて見て、どれだけの分量で自分に厭らしさがあるかを調べているんだが、何時も恐ろしい結果がヘビのように首をあげてくるね、裁判官という人達はどれだけ他人をしらべていながら、犯罪者から教えられ又救われているか判らないね。だから人間は自分にあたえられたお臀ばかりを見つめくらしていさえすれば、他に苦情がおこらないんだ。