Classici giapponesi con furigana
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ぶたきちとヒョロこ
豚吉とヒョロ子
三鳥山人
Leggi 豚吉とヒョロ子 (ぶたきちとヒョロこ) di 三鳥山人 (みどりさんじん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 55.498 caratteri · 111 schermate
「おそろしやおそろしや。そんなお医者のところへ行って、殺されたらどうする」
「でも、どんな病気でも治るというではありませんか。一度ぐらい殺されても、又生き上ればよいではありませぬか」
「お前は女の癖に途方もないことを云う奴だ。もし生き上らなかったらどうする」
「そんなことをおっしゃっても、あなたはまだそのお医者が上手か下手か御存じないでしょう」
「お前も知らないだろう」
「ですから試しに行って見ようではありませんか。もしその先生のおかげで私たちの身体が当り前になれば、こんな芽出度いことはないでしょう」
とヒョロ子が一生懸命になってすすめますので、豚吉もためしに行って見ることにきめました。
豚吉とヒョロ子はそれから連れ立って町の外れへ来てみますと、成る程、そこに一軒のキタナイお医者様の札が出て、無茶病院という看板が出ております。ソレを見ると豚吉はもうふるえあがって、
「おれはいやだ。無茶病院という位だから、どんなヒドイ目に会わせられるかわからない。帰ろう帰ろう」
と引っかえしかけました。それをヒョロ子は押し止めまして、
「マアお待ちなさい。只先生に会ってお話をきくだけならいいじゃありませんか。