Classici giapponesi con furigana
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うしすてばうますてば
賤民とは何か
喜田 貞吉
Leggi 賤民とは何か (うしすてばうますてば) di 喜田 貞吉 (きたさだきち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 116.870 caratteri · 229 schermate
の義で、浮浪民の住みついた所である。その住民は西の宮の百大夫を祖神と仰ぎ、ホカイをなすにも、西の宮の夷神の木偶を作ってそれを舞わす。これを古く「恵比須かき」とも、「恵比須舞わし」とも云った。彼らは手に恵比須の人形を舞わしつつ、節面白く目出度い限りの祝言を述べる。それがもとで、遂には他の人形をも舞わすようになり、後には浄瑠璃に合せて段ものを演出し、遂には「道薫坊」と云われた人形舞わしが成立した。道薫坊とは「木偶の坊」ということである。関西地方ではそれを訛ってデコンボウと云い、元祖と仰ぐ百大夫に付会して、道薫坊などともっともらしい名を按出したのであった。デクとは、詳しくは「手クグツ」と云い、手に持って舞わす人形、すなわち手傀儡の事である。クグツすなわち傀儡子が、往々にして人形を舞わすので、はてはその人形のことをクグツとも、手クグツとも云ったのであった。
この西の宮の人形舞わしが、後に淡路の国府付近に移って、ここに大発展をなした。その地を三条というのは、文字は変っているがやはり散所の義であろう。或いはここにももと散所の者がいて、それが西の宮の散所の芸当を伝えたのかもしれぬ。