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Classici giapponesi con furigana

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のうみんぶんがくのもんだい

農民文学の問題

黒島 伝治

Leggi 農民文学の問題 (のうみんぶんがくのもんだい) di 黒島 伝治 (くろしまでんじ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 3845 caratteri · 8 schermate

Aozora Bunko

死んだ山本勝治には、階級闘争の中に生長した青年らしい新しさが幾分か作品の中に生かされようとしていた。

しかし、これらの作家によって、現在までに生産された文学は、単に量のみを問題としても、我国人口の大部分を占める巨大な農民層に比して、決して多すぎるどころではない。少ない。もちろん一見灰色で単純に見えて、その実、複雑で多様な、なか/\腹の底を割って見せない農民の生活を十分、委曲をつくして表現し得ているとはいえない。

ブルジョア文学になると、もっと農民を、ママ子扱いにしている。島崎藤村の「千曲川のスケッチ」その他に、部分的にちょい/\現れているのと、長塚節の、農民文学を論じる時にはだれにでも必ずひっぱりだされる唯一の「土」以外には、ほとんど見つからない。たまたま扱われているかと思うと、真山青果の「南小泉村」のように不潔で獣のような農民が軽薄な侮べつ的態度で、はなをひっかけられている。その後のブルジョア文学は、一二の作品で農民を題材としていることがあっても、ほとんど大部分が主として、小ブルジョア層や、インテリゲンチャにチヤホヤして、農民をば、一寸、横目でにらんだだけで素通りしてしまった。