Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
れんかんき
連環記
幸田 露伴
Leggi 連環記 (れんかんき) di 幸田 露伴 (こうだろはん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 49.281 caratteri · 95 schermate
グッと反対心敵対心の火炎を挙げるものである。ここまでは好くない顔はしていても、別に逆らうでもなく、聞流しに聞いていた定基も、ここに至って爆発した。一ツは此頃始終足の裏に踏付けた飯粒のような古女房を、何様しようか何様しようかと思って内々は問題にしていたせいでもあったろう、又一ツには譬えば絹の糸の結ばれて解き兼ねるようになっているのを如何に処理しようかと問題にして惑って居る時、好意ではあるにしても傍より急に其一端を強く引かれて愈々解き難くなったので、ええ面倒ナ切って終え、と剪刀を取出す気になるような、腹の中で決断がついて終ったせいもあったろう。定基は突然として、家にも似合わず、如是因、如是縁、如是因、如是縁、と繰返して謂って、如何にしても縁というものは是非の無いものと見えまする、聖人賢人でも気に入らぬ妻は離別された先蹤さえござる、まして我等は、と云って、背筋を立てた。匡衡は、ヤ、と云って聊か身を退いた。定基は幾月か扱っていた問題だったから、自然と後が口を衝いて出て来た。檀弓に見えて居る通り、子上の母死して喪せずの条によれば、孔子の御孫の子思子が妻を去られたことは分明である。