Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
ぶくぶくながながひのめこぞう
鈴木三重吉童話集
鈴木 三重吉
Leggi 鈴木三重吉童話集 (ぶくぶくながながひのめこぞう) di 鈴木 三重吉 (すずきみえきち) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 58.287 caratteri · 119 schermate
ところが今度命の水をかけようと思いますと、もう水が一としずくもありませんでした。
「おやおや、これではもうどうすることも出来ません。」と王女は言いました。王さまは、とうとうそれなり、ほんとうの死骸になっておしまいになりました。
そうなると、だれかあとをつぐ人がいりました。王女は、
「それは、ウイリイさんよりほかにはだれもありません。私を鳥からもとの人間にして、あんな遠い遠いところからつれてかえったり、あんな大きなお城をここまで持って来たり、命の水や死の水を取って来たりするようなことが、ほかのだれに出来ましょう。こんなえらい人が王さまにおなりなるのに何のふしぎもありません。」と言いました。ほかの人たちは、王女が手に持っているびんの中に、まだ死の水が残っているので、それにおそれて、だれ一人王女にさからうものもありませんでした。ですから、ウイリイはとうとう王さまになりました。世界中で一ばん美しい王女は、よろこんでウイリイの王妃になりました。
その御婚礼の日に、ウイリイは、小さな灰色の馬のところへ行って、みんなお前のお蔭だと言ってよろこびました。馬は、
「それでは今度は私のおねがいを聞いて下さい。