Classici giapponesi con furigana
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ぶくぶくながながひのめこぞう
鈴木三重吉童話集
鈴木 三重吉
Leggi 鈴木三重吉童話集 (ぶくぶくながながひのめこぞう) di 鈴木 三重吉 (すずきみえきち) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 58.287 caratteri · 119 schermate
ディオニシアスはそれを聞いて嘲笑いました。そんなにして、まんまと遠い海の向うへ遁げた後に、またわざわざ殺されにかえる馬鹿があるものか、そんなふざけた手でこのおれが円められると思うのかというように、からからと笑いました。
ピシアスは、
「しかしそれには、私がかえるまで、身代りになってくれるものがいるのです。私の友だちの一人がちゃんと引き受けてくれるのですが。」と言葉をついで言いました。
「ははは、それはお前がからかわれたのだよ。そんなことで、むざむざ命を捨てるお人よしがどこにいよう。」とディオニシアスは笑いました。
すると、そこへデイモンという人がすかさず出て来ました。
「どうぞ私をピシアスの代りにおとめおき下さい。もし、ピシアスがあなたを欺いて、御指定の日までにかえってまいりませんでしたら、すぐに私をお殺し下さい。」と言いました。
ディオニシアスは、デイモンのその申出を聞いて、むしろびっくりしてしまいました。そして、よし、それではピシアスの言うとおりにさせてやろうと言いました。ともかくそれは、デイモンの馬鹿さ加減を試すのに丁度おもしろいと思ったからでした。