Classici giapponesi con furigana
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じんちゅうにっし(いこう)
陣中日誌(遺稿)
山中 貞雄
Leggi 陣中日誌(遺稿) (じんちゅうにっし(いこう)) di 山中 貞雄 (やまなかさだお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 8092 caratteri · 17 schermate
偵察すればロシヤ、グロンボイ、リュウリックの三巡洋艦にして此の時既に我が友船泉丸は撃破せられ左渡又同じ運命に陥入らんとしつつあり」
突然に機関銃の音、
一同はッとなる。
静寂。
やがて都々逸を歌い出す。
歌の終った処で
原野走ル汽車。
銃声と汽笛。(F・O)
「おい親友、鉄カブトかぶれよ、危ねえぞ」
「何言ってやんでえ
可笑しくッて鉄カブトが冠れますかッてンだ」
「鉄砲の弾丸は頭ばかり当たるッて訳のもんでもあるめえ、手に当る事もありゃ足にも当らア鉄のテッ甲脚絆でもはめてきアがれ」
○帽子の中へ写真を入れて置く兵隊。
○鉢巻をしたがる兵隊。
坊主の二十の入墨してる。
「おや、帽子が変ッてるぞ、Aの奴だな」
「班長殿、A居ませんが、あの野郎、自分の帽子を間違えて、あ、それ」
「写真をもう一枚、送って貰うんだな」
煙草出す。呑まない。
たん架ではこばれて行くA。
「空には今日もアドバルンと来やがらア」
装甲自動車の列。
行軍する歩兵。
三分早い
三分ぐらい
三分あれば師団の編成が出来る。
「おい戦友、煙草一本呉れ」
他の部隊の兵隊と逢うといつも斯う云う。
彼奴は、煙いのなれとるよ