Classici giapponesi con furigana
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うんなんしゅびへい
雲南守備兵
木村 荘十
Leggi 雲南守備兵 (うんなんしゅびへい) di 木村 荘十 (きむらそうじゅう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 37.859 caratteri · 76 schermate
しかも彼等の修理部隊として各地に散っている二千五百人の職工と、家族を、三百哩から千二百哩も離れた所から、この新工場へ全部呼び寄せにかかっているんだ」
孫伍長は、眼を据えて疑わしそうに云った。
「そんなことが出来るんだろうか」
親米派の学生はおさえつけるように呶鳴った。
「出来るも出来ないもあるもんか。やるんだ、やらなきゃアならないのだ」
「吾々学生だってそうだぞ」
一番最初に声をかけた肥った学生は、かなり酔が廻っているらしく孫に盃をおしつけながら云った。
「おい伍長! われわれ学生はな、北京、上海、南京、漢口から三十一の大学と専門学校の生徒が、出来るだけ多くの本と機械や器具をかつぎ出してここまで来たんだ……伍長! お前は怒るかも知れないが雲南は支那のシベリヤだぞ。そりゃ一年中花は咲いてるかも知れないが、千数百哩の遠隔の地だ……そこへ汽車もない、船もない、驢馬も使えない山野を踏破してやって来たんだ……おい伍長、俺達は茶館で飲んでいるばかりじゃないぞ……学生だって困っているんだ。俺ア今朝も校門の塀に、洋服を売りたしと書いたビラが七枚もブラ下っているのを見て泣いて来たんだ。