Classici giapponesi con furigana
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うんなんしゅびへい
雲南守備兵
木村 荘十
Leggi 雲南守備兵 (うんなんしゅびへい) di 木村 荘十 (きむらそうじゅう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 37.859 caratteri · 76 schermate
「私共は大佐殿の命令に背いたことはしていないのですからね……それとも何か不都合な所でもありましたかな」
「惨めなものですな子供達は……第一、あの身体の青さはどうです、まるで草の葉のような色じゃないですか」
が、経理は、笛のように咽喉を鳴らして笑っただけである。
「あ、ありゃアあなた……仕方がありませんよ。錫の鉱石の中に、酸化砒素というやつが入っていますんで、日がな一日細かい鉱砂を吸っている奴等は、砒素に中毒しているんです……しかし、そんなことを気にしてはいられません……私共は単に私利私慾の為に錫を採っているのではないのですからね、これも国家への御奉公です。今、錫を出さなかったら、あなた……」
孫軍曹は、乗り出して来る経理の鼻をぴしゃりと打つように云った。
「戦争に錫が必要だ位のことは仰有らなくても分っています」
「いいえ、あなた、単にそれだけじゃありませんよ」
経理は、自分が国家の政策に就いても色々の知識を持っているということを示すのを、邪魔されるのを恐れるかの様に、甘ったるい猫なで声を出して喋り出した。
「箇旧の鉱山は我々の抗戦を力強いものにする為にですね、アメリカから一億弗……億ですよ。