Classici giapponesi con furigana
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Leggi 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 117.546 caratteri · 234 schermate
ものが並んであるが、東京の者と見て気取りやがったんだ、何だかこれを一つ食って見よう……婆さん灯火を早く此処へ持って来て……何だ奈良漬の香物か、これは妙だ、奈良漬の焼魚代りは不思議、ずーッと並べたのは好いな」
幸「此処は大層香の物を貴むてえから、奈良漬を出すのは東京の者へ対しての天狗なんだよ」
由「何だか御法事の気味がありますからね、奈良漬にお汁の油揚は恐れ入った」
女「えゝ鈴木屋で」
由「また来た、何んだ」
女「えゝ枕を持って来やした、何卒お買いなすって」
由「枕をどうする」
女「枕、貴方方がなさる枕」
由「此の宿屋では枕がないのかえ、新しい枕を買うのかえ」
女「へえ」
由「幾らだね」
女「左様です、二ツで十四銭に致しやす」
由「高いねえ、此の枕は一寸縁日で買うと安いが、これは小枕が小さくッて、これじゃア出来やしねえが、何うしてもこれは買わなければならねえのかえ」
女「十四銭は高かアござえやせん」
由「この小枕は高天原に紙が一枚は酷いねえ、これは酷いが、まアいゝ、これを買っても宿屋で夜具を出すから枕も付きそうなものだ」
女「えゝ宿屋のは古うございますから、若し又お帰りの時お邪魔なら私が方へ引を立って取りますから」