Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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きりがくれいかほのゆけぶり

霧陰伊香保湯煙

三遊亭 円朝

Leggi 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 117.546 caratteri · 234 schermate

Aozora Bunko

女「はい東京でございます」

由「どういう訳で」

女「はい、いえなにもう種々深い訳があります」

由「へえ、こりゃアどうも深い訳があるに違いないのでしょう、どうも此の鯉の鱗ばかりを煮て出すなんてえのは恐れ入りました、不思議で、どういう訳で、えゝ」

女「なにもう種々」

由「そこをお聞き申したいので、姉さん困りましたねえ」

幸「これは真の心ばかりです」

由「旦那がこれを」

女「誠に恐入ります」

由「構わずお仕舞なさい、落すといけませんから、仕舞い悪いものですが帯の間へ……宜しい私が挟んで上げましょう」

女「いえ、いけません」

由「どうも恐入った、手を付けて帯の間へヒョイと云う、これは遣りたがるからねえ、ヘエー、どうも有難い」

幸「姉さん東京は何処、私共も東京で」

女「はい、東京のお方と見ますと誠にお懐かしくって、つい何うもお座敷へ参りましても、東京のお方だと、種々御様子を承わりとうございますから、遂々長く居ります」

由「こりゃアそうでげしょう、伊香保でも、東京は違いはしませんか、観音様は矢張彼処にありますかッて聞いた人がありましたが、あれだね、どうも妙なもので、此処は旅で、旅で会う