Classici giapponesi con furigana
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Leggi 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 117.546 caratteri · 234 schermate
たら決して言いませんから、仰しゃい身の上を、旦那に縋れば何うにか成るかも知れません」
女「有難うございます、屋敷は旧麻布の二本榎でございます」
由「麻布二本榎え、何処、六本木と云うのはあるが、六本木の方でありますか」
女「いえ二本榎で、瀧川左京と申す者の娘で」
幸「えゝ、アノお側を勤めた瀧川さん、千五百石も取った家のお嬢さん…」
由「えゝ、これは恐れ入った、失礼でございます千五百石も取った方の、私なぞは前からいまだに貧乏だから些とも変りませんが、只貧乏慣れている処が不思議で、少しも身代は開けないのだから、どうも恐れ入ったわけです」
幸「私は瀧川様へお出入をした事もありますが、真に貴方は瀧川様のお嬢さんでございますか」
女「はい、決して神かけて嘘は申しません、どうぞ此の事は委しくまだ大屋様へは申しませんから、どうか内聞になすって下さいまし、東京のお方で御親切に仰しゃって下さいまして、お懐かしいから迂濶り申したので、どうぞ御免なすって」
と娘は胸一杯になりまして口も利かれません、おろ/\して居ります。
幸「お前さんは幾歳で」
女「はい、廿一でございます」