Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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きりがくれいかほのゆけぶり

霧陰伊香保湯煙

三遊亭 円朝

Leggi 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 117.546 caratteri · 234 schermate

Aozora Bunko

事でございましょうが、仰しゃって下さいませんと、私の方に些と困る事がありまするので、何卒お隠しなさらず仰せ聞けられて下さい」

由「これは驚きましたなア……」

幸「お前は余りペラ/\喋るからいけないんだ、旅だアな、此様な処で探偵にでも捕まって調べられると日数がかゝるよ、四万でも二週間程余計に逗留したじゃアねえか」

由「へえ……貴方ソノ何んでげすソノ……ヘエ何んで」

幸「何を云ってるんだ」

由「実はソノ何んでげす、此の旦那が彼のお瀧という女を正直者だと思召して、田舎から東京へ連れて来て、少しばかり雇人のようにしてお使いなすって居らっしゃると、盗賊が這入りまして斬殺され、未だに死骸が知れませんのでげすが、貴方もお掛合いてえ訳でございますか」

老「いや掛合と云う訳ではございませんが、少し調べんければならぬ事が有ると云うは、其の村上松五郎と申すものゝ事で」

由「へえ/\/\」

老「何卒細かに仰せ聞けられて下さい、若し隠し立をなさると何処までもお附き申して質さねばならん事があります」

由「へえ、これは恐れ入りましたなア旦那」

六十二

幸「お前本当に困るじゃねえか、余計な事を云うからいけねえんだ……何卒御勘弁なすって」