Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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きりがくれいかほのゆけぶり

霧陰伊香保湯煙

三遊亭 円朝

Leggi 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 117.546 caratteri · 234 schermate

Aozora Bunko

んだえ、お前」

茂「何もねえもんだ、殺して仕舞うのだ」

と互いに揉み合って居たが、やがて茂之助はお瀧を組み伏せ、乗し掛って拳を振り揚げ、五つ六つ打って居る処へ村上松五郎が帰って参りました。

十二

村上松五郎は此の体を見るより飛掛り、茂之助の髻を取って仰向けに引倒し、表附の駒下駄で額の辺を蹴ったからダラ/\と血が流れるを、

松「やい手前も愛想の尽きた女だから金まで附けて手を切ったんだろう、何をするんでえ、僕の妻に対して失敬な事をすると免さんぞ、僕の妻を捕まえて無闇に打擲する事が有るかえ」

茂「僕の妻も無えもんだ……やア己の頭を割りやアがったなア」

と口惜しいから松五郎に喰り附きに掛ると、松五郎は少しく柔術の手を心得て居りますから、茂之助の胸倉を捕えて押して往きますと、彼の辺には所々に沼のような溜り水が有ります。これは水溜で、旱魃の時の用意でございます。茂之助は其の水溜の沼のような処へポンと仰向けに突き落され、もんどりを打って転がり落ち、ガブ/\やって居るを見て、二人とも嘲笑いながら帰って参り、

たき「私を厭という程五つ打ちやアがったよ」