Classici giapponesi con furigana
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あおいたまとぎんいろのふえ
青い玉と銀色のふえ
小川 未明
Leggi 青い玉と銀色のふえ (あおいたまとぎんいろのふえ) di 小川 未明 (おがわみめい) in giapponese con furigana. JLPT N4. Tocca una parola per il significato.
N4 · base · kanji e kana moderni · 2190 caratteri · 5 schermate
」と、おとうさんはいいました。
そして、ひさしぶりに大漁にしてみんなをよろこばせたいと、銀色のふえを持っていきました。
おとうさんが船の上でふえをふくと、たくさんの魚が、波の上でおどりました。いかやさばも、むれをつくってよってきて、思わぬ大漁になりました。
「季節はずれに、こんなにいろいろな魚がとれたのも、みんなふえのおかげだ。」といって、人々は、浜に帰ってから酒もりを始めました。
そして、人々は、お酒によいながら、おとうさんにそのふえをふいてもらって、その音色に耳をかたむけていると、またあすのはたらきに新しいのぞみがわき、たとえ、海があれていても、命をかけてはたらき、おたがいになかよくたすけあっていきたいという気持ちになるのでした。
いさましく人々の心をうきたてたあのときのふえの音色を、なみ子は、いまでもおぼえていました。
「もう一度、楽しかったあの時分になってみたい。」と、なみ子は思いました。
ある日、青い玉と銀色のふえを持ち出すと、すなはまの上で、おとうさんやおかあさんのことをしのびながら、じいっとながめていました。
「この青い玉は、おかあさんがだいじにしていらしたんだわ。