Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
あおべかにっき
青べか日記
山本 周五郎
Leggi 青べか日記 (あおべかにっき) di 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 37.334 caratteri · 76 schermate
吉野から鯉の煮付を届けて来た。うまいだろう。(二五八九、三、三一)
今日は為事をした、「裸婦」四回分書いた、未だ書けるが自重して寝る、鏡花の「婦系図」読んで泣いた、そして泣かせる小説なら造作なく書けることに気付いた。鏡花は三時代前の人間だ、そう思ってみれば良いところもある。予は「裸婦」の中の一番のいんだら女お園をその愛読者に選んで置いた。併し無論ユニクな点では一点地を占めることは疑いを容れなかろう。幸に健在なれ。その他別に何も考えなかった。今は午前三時半である。よき夢があるだろう。(二五八九、四、一)
「裸婦」書いている、今日は幾分苦しかった、房総の旅は失敗だったかもしれない。三回十枚書いた。余り香しくない。がうまく行くだろう。小酒井不木が死んだ。惜しいことだ。日本のポウだと思っていたのに。横山有策も亡くなったと。躰を大事にしよう。金が欲しい。
今は午前四時半だ。よき夢があるように。(四、二)
「裸婦」書いている。益々分らなくなって来た。今日も三回十枚ばかり書いたが思わしくない、或いは昨日と今日の分を裂くが宜いかもしれない。房総の旅は失敗であった。今日は珍しく高梨が訪ねて来た。