Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
くびちょうだい
首頂戴
国枝 史郎
Leggi 首頂戴 (くびちょうだい) di 国枝 史郎 (くにえだしろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 9756 caratteri · 20 schermate
天人共に許さざる奴等、そこで刑死をさせてやろうと、大岡越前の手の中へ、わざわざ捕らせにやったのさ。そこへ行くとお前は少し違う。野武士時代にはあばれもしたろうが、恩顧を蒙った目上の者を、殺したことはないのだからな。そうして俺に至っては、人を殺めたことはない。で多少は許されるだろう。そこでお前に贋病を使わせ、そうして俺も贋病を使い、二人だけ此処へ残ったってものさ。……さあさあ大膳腹を切ろう。まごまごしていると捕方が来る。それにしても」と伊賀之助、苦渋の色を顔に浮べた。「淀川堤に住んでいた、乞食のことが気にかかる。……彼奴見抜いていたのだな! 今日のことを、露見のことを!」
ドッとその時戸外にあたり、閧を上げる声が聞えて来た。つづいて乱入する物の音!
「いよいよ不可ねえ、さあ大膳、捕方が向かった、腹を切ろう!」
差添を抜いた伊賀之助、腹へ突っ込もうとした途端、捕方ムラムラと込み入って来た。
「おのれ?」
と飛び上がった赤川大膳、太刀を揮うと飛びかかった。
「御用々々!」
と叫びながら、大膳の殺気に驚いたか、サーッと後へ引っ返した。
「どうせ駄目だよ、追うな追うな!」