일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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「あかいはな ほかしへん」あとがき

「あかい花 他四篇」あとがき

神西 清

神西 清의 「あかい花 他四篇」あとがき(「あかいはな ほかしへん」あとがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,626자 · 9화면

아오조라 문고

しかし一八八〇年の二月、彼は再びはげしい狂疾の発作に襲われた。このときの常軌を逸した行動の一例として、夜中の三時に突然、時の大官ロリス=メーリコフを訪問したという話がある。この人物はまず穏健な政策によって政治犯の鎮圧に当たっていた独裁官であるが、彼はその面前にひざまずいて号泣しながら、メーリコフ襲撃のかどによって捕えられて、極刑に処せられようとしていた一青年の命ごいをしたのである。そしてようやくなだめられて辞去したのちも、絶望のあまり終夜、泥濘にまみれてペテルブルグの近郊を憑かれた者のようにさまよったのであった。この話は、哀憐の重みにたえずに狂気してゆく彼の姿をよく物語るものであろう。彼はふたたび精神病院の門をくぐり、その後一年あまりを叔父の田荘に病を養った。厭世的な基調のうちに明るい諧謔を交じえた『夢がたり』To, chevo ne bylo(八二年発表)は、この療養期の所産である。

『夢がたり』は、『アッタレーア』などと並んで、動植物の世界に仮託された童話の形式を持っている。ガルシンがこうした童話形式に寄せた愛好は、つとにウスペンスキイも指摘しているように、この作者独特の生活印象への異常な敏感さによって説明しうるであろう。