일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あのかお

あの顔

林 不忘

林 不忘의 あの顔(あのかお)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,813자 · 30화면

아오조라 문고

鸚鵡石というのは、各座とも狂言ごとに作って、絵草紙屋や芝居のなかで売る、あれだった。茶屋からの見物には、桟敷でも、平土間でも、役割と、この、鸚鵡石という絵草紙はかならず出るのだったが、そうでない客は、小銭を出して買わなければならなかった。仲売りが、菓子などとともに、「おうむせきえぞうしばんづけ」と、呼び売りして歩く習慣だった。役者の絵に、その狂言の台詞が書き抜いてあって、声色の好きな人の便宜にそなえてあった。諸国の名所に、山彦を伝える鸚鵡石というのがあって、鸚鵡が声を返すように聞こえるところから、そう呼んでいたが、この絵草紙は声色の具だというので、その石に因んで誰となく名づけたのだった。たいがい紙五杖ぐらいのもので、はじめの片面に、名ある浮世絵師が淡彩で俳優の肖像を描き、版摺りも、かなり精巧なものがすくなくなかった。

上庄は、芝居絵が好きで、ことにこのおうむ石をあつめることは、かれの唯一の趣味だった。

自然、お久美も、そういったほうの絵を、よく見ていた。

三

「伏見屋へも、しばらく足が遠いな。」

ふところに、団扇の風を送って、庄吉がいった。