일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

いしがおごる

いしが奢る

山本 周五郎

山本 周五郎의 いしが奢る(いしがおごる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,304자 · 45화면

아오조라 문고

おそらく監物からもれたのであろう、みんな縁談のことを知っているようで、口には出さないがそれとなく祝いの言葉を述べた。

「いや遊びに来たんですよ」保馬はどこでもそう云うのであった、「こんなことを云うと怒られるでしょうね、江戸ではちょっと羽根を伸ばしてもすぐ眼につくもんですから、……どうか面白いところがあったら案内して下さい」

しかし人々は信じなかった。人々の頭には「勘定吟味役」という言葉がひっかかっていた。

――縁談というのは少しおかしい。

重職の人たちはそう話しあった。

――なるべく当らず触らずがいい。そしてじっさい、かれらは不即不離の態度をとった。江戸の家老の子であり、美貌の俊才であり、また城代家老の女婿になるかもしれない。そのうえ秘密の使命を帯びているという評もあるのだから、保馬の立場はまったく自由であり、殆んど不拘束といってよかった。

保馬はそれを慥かめた。そうして、ひとわたり招待が済むと遊びに出はじめた。

初めて天の橋立へいったときのことであるが、切戸文珠の内海がわにある「掬水亭」という料亭で休んだ。もう梅雨はきれいにあがって、風のない暑い日が続いていた。