후리가나로 읽는 일본 고전
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いちょうのみ
いちょうの実
宮沢 賢治의 いちょうの実(いちょうのみ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N4. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N4 · 입문 · 신자체·신가나 · 2,646자 · 6화면
そらのてっぺんなんかつめたくてつめたくてまるでカチカチのやきをかけた鋼です。
そして星がいっぱいです。けれども東の空はもうやさしいききょうの花びらのようにあやしい底光りをはじめました。
その明け方の空の下、ひるの鳥でもゆかない高いところをするどい霜のかけらが風に流されてサラサラサラサラ南のほうへとんでゆきました。
じつにそのかすかな音が丘の上の一本いちょうの木に聞こえるくらいすみきった明け方です。
いちょうの実はみんないちどに目をさましました。そしてドキッとしたのです。きょうこそはたしかに旅だちの日でした。みんなも前からそう思っていましたし、きのうの夕方やってきた二わのカラスもそういいました。
「ぼくなんか落ちるとちゅうで目がまわらないだろうか。」一つの実がいいました。
「よく目をつぶっていけばいいさ。」も一つが答えました。
「そうだ。わすれていた。ぼく水とうに水をつめておくんだった。」
「ぼくはね、水とうのほかにはっか水を用意したよ。すこしやろうか。旅へ出てあんまり心持ちのわるいときはちょっと飲むといいっておっかさんがいったぜ。」
「なぜおっかさんはぼくへはくれないんだろう。