후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
おくみさんとそのしゅうい
お久美さんと其の周囲
宮本 百合子
宮本 百合子의 お久美さんと其の周囲(おくみさんとそのしゅうい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 75,369자 · 149화면
痩せこけて、嘴許り重そうに大きくて鳥の中では嫌なものの中に入れて居る※(「くさかんむり/惠」、第3水準1-91-24)子なので、地肌にピッタリ張り附いた様な重い羽根にも「烏の濡羽」などと云う美的な感じは一寸も起らないで只、死人と烏はつきもので、死ぬ者の近親には如何程鳴き立てても聞えるものではないなどと云う凄い様な話し許りを思い浮べて居た。
「一体烏という鳥は決して明るい感じのものではないが」
と思って居ると、凝り固まった様にして居た烏はいきなり、もう仰天する様な羽叩きをして飛び出した。
四辺が眠って居る様なので、バサ、バサ、バサと云うその音は途徹もなく大きく響いた。
※(「くさかんむり/惠」、第3水準1-91-24)子は、急に引きしまった顔になりながら、何故あんなに急に飛び立ったのかと少し延び上って外をすかして見ると思い掛けず隅の雨落ちの所に洋傘を半つぼめにしたお久美さんが立って居た。
※(「くさかんむり/惠」、第3水準1-91-24)子は息が窒る様になって仕舞って、強りついた様に口も利けなくなった。
弾かれた様に立ち上って、此方を凝と見て居るお久美さんを見返したまま、稍々暫く立ちすくんで居たがやがてそろそろと障子際までずって行くと敷居から脱れそうに早く障子を引きあけて、