후리가나로 읽는 일본 고전
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おせいとうじょう
お勢登場
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 お勢登場(おせいとうじょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,784자 · 24화면
やがて、銘々発見されて、あとは彼一人になったらしく、子供達は一緒になって、部屋部屋を探し歩いている気勢がした。
「おじさんどこへ隠れたんだろう」
「おじさあん、もう出ておいでよ」
などと口々に喋るのが聞えて、彼等は段々押入れの前へ近づいて来た。
「ウフフ、パパはきっと押入れの中にいるよ」
正一の声で、すぐ戸の前で囁くのが聞えた。格太郎は見つかり相になると、もう少しじらしてやれという気で、押入れの中にあった古い長持の蓋をそっと開いて、その中へ忍び、元の通り蓋をして、息をこらした。中にはフワフワした夜具かなんかが入っていて、丁度寝台にでも寝た様で、居心地が悪くなかった。
彼が長持の蓋を閉めるのと引違いに、ガラッと重い板戸が開く音がして、
「おじさん、めっけた」
という叫び声が聞えた。
「アラッ、いないよ」
「だって、さっき音がしていたよ、ねえ何々ちゃん」
「あれは、きっと鼠だよ」
子供達はひそひそ声で無邪気な問答をくり返していたが、(それが密閉された長持の中では、非常に遠くからの様に聞えた)いつまでたっても、薄暗い押入れの中は、ヒッソリして人の気勢もないので、
「おばけだあ」