일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おひめさまとこじきのおんな

お姫さまと乞食の女

小川 未明

小川 未明의 お姫さまと乞食の女(おひめさまとこじきのおんな)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,692자 · 16화면

아오조라 문고

するとお姫さまも悲しくなって、涙ぐまれたのであります。そして、やはり、あちらの空を見ていられますと、白い雲が夢のように飛んでゆくのでありました。

「おまえは、なにをそんなに考えているの? しかし、おまえはこんなに遠い他国にくるまでには、さだめしいろいろなところを見てきたろうね。町や、海や、港や、野原や、山や、河や、また珍しいふうをした旅人や、その人たちの歌う唄などを聞いたり、見たりしてきたにちがいない。しかし、わたしは、そんなものを聞くことも見ることもできない。」

お姫さまは、こういってなげかれたのであります。

お城の内には、さびしい秋がきました。つぎに木の葉のことごとく落ちつくしてしまう冬がきました。いろいろな木の実が紅く熟し、それが落ちてしまうと雪が降りました。そして、しばらくたつとまた、若草が芽をふいて、陽炎のたつ、春がめぐってきたのであります。

お城の内には、花が咲き乱れました。みつばちは太陽の上る前から、花の周囲に集まって、羽を鳴らして歌っていました。ほんとうに、のびのびとした、いい日和がつづきましたので、お城の門番は、退屈してしまいました。