후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
きのうときょう
きのうときょう
宮本 百合子
宮本 百合子의 きのうときょう을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,319자 · 5화면
その間に、規則的な稽古はいつの間にかすてられて、本をよむようになり、自分ではいろいろといじりながら、稽古はそれきりになってしまった。
上野で初めて第九が演奏されたのと、久野さんがウィーンに行かれ、やがてそこで命をすてられたのとはどっちが先のことであったろうか。久野さんはおそらく私の生涯に只一人の音楽の先生として記憶される方であろうが、こちらがすこしものを考えるように成長して来た十八九歳の時分には、久野さんの気質やものの感じかたが何だか苦しくうけとられた。芸術家として燃焼する型が外向的であったからだろう。
音楽と女の生活についての考えかたも一般に狭くあったと思う。久野さんに習っていて、のち上野のピアノ科に入り、ずっと首席であった一人の令嬢が、お婿さんをとるためにどうしても音楽をすてて学校をももう一年というところでやめなければならないということを、久野さん自身、残念だが仕方がないこととして話されるのをきいた。その娘さんは土方さんと云い、お茶の水の上級生であった。成美というのが、そのお婿さんであろうと思う。
ショルツ氏についてコンチェルトを弾く位だったひとが、結婚した良人がシントーイスムでピアノにさわれずいたずらに年を経ている例がある。