일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

さかだちこぞうさん

さか立ち小僧さん

小川 未明

小川 未明의 さか立ち小僧さん(さかだちこぞうさん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,958자 · 14화면

아오조라 문고

こい紫の、ちょうどなす色をした海の上を、赤い帯をたらし、髪の毛をふりみだしながら、気のくるった女が駈けていくような、夏の雲を、こちらへきてからは、見られなくなったけれど、そのかわり、もっとやさしい女神が、もも色の長いたもとをうちふり、うちふり、子どもたちといっしょに鬼ごっこをしているような、なごやかな夕雲の姿を、このごろ毎日のごとく、街の上の空に、ながめるのであります。

こんど、煉炭屋へやとわれてきた少年の秀吉は、仕事がすむと、工場裏の空き地で、近所の子どもたちといっしょにすごす時分、こうして、ひとり空をながめながら、いろいろ空想にふけるのでした。

「小僧さん、さか立ちしてごらんよ。」と、子どもの一人が、彼のそばへよると、ふいにいいました。なぜなら、彼が、ここへきてから、さか立ちのうまいということが、じき子どもたちの間で評判になったからです。それというのも、秀吉が、故郷にいる時分から、さか立ちだけは、だれにも負けまいとけいこをしたからでした。で、いつでも、きげんのいいときには、こういわれれば、

「よし、きた。」と、かけ声をして、うしろへ二、三歩さがり、前へのめるかと思うと、たくみにさか立ちをして、さながら、足で立つように平気で、あちらこちらと、歩きまわりながら、見ているものに、話しかけるのでした。